アルバイトでも給料の前借りができるか?

アルバイトでも給料の前借りができるか?

アルバイトの給料は、日払いや週払いと言った短期のアルバイトを除いて、毎月決められた日に会社から支給されますが、ケガや病気による不測の事態や友人の結婚式などによって急な出費が発生した際には、カードローンやキャッシングによって急場をしのぐ人も少なくありません。
しかし、カードローンやキャッシングによる借り入れは、金融業者が独自に行なう審査に通過した人のみが利用できるため、その利用ができない人や借り入れに伴う利息に抵抗感を抱く人の中には、アルバイトの給料の前借りに対する可能性に高い関心を示す人も数多く存在しています。

 

基本的に会社は、毎月決められた日に行なう給料の支払いを怠らなければ、労働者が申し出た給料の前借りに応じる法的な義務はありませんが、例外として、労働者が出産や疾病、地震や火災などの緊急の場合に充てるための費用を会社に請求する場合においては、支払期日前であっても労働者に対して給料の前借りを許すことが義務付けられているのです。
前借りを希望する人の中には、ギャンブルや投資などによって生活に必要なお金を失う人も多く見られますが、自己責任によって生活費を過剰に消費した場合、その要件は例外の対象にならないことから、給料の前借りができるかどうかの最終判断は会社の裁量に任せられてしまいます。

 

さらに、給料の前借りでは、その条件を前回の給料支給日からの実働期間としているため、実際に働いた期間が3週間であるなら、その分の給料を前借りとして受け取ることができます。
そのため、給料の前借りは既に働いた分だけが対象となり、実働期間を上回る額の給料の前借りや、これから働いて返済すると言った未来を含めた額の給料の前借りはできないことになります。

 

給料の前借りは、利用者の申請によってそれを可能としていますが、前借りすることができる制度は会社によって異なるため、必要に応じて会社の給与担当者に前借りの可否を事前確認することも大切となります。